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書評『多文化の街トロントの図書館で38年 日本人司書の記録』リリーフェルトまり子 著

2019年2月12日

文・モーゲンスタン陽子 私がリリーフェルトまり子氏に初めて出会ったのは2010年、国際交流基金トロント日本文化センターがブロア・ウェストのコロネードビルにあった頃だった。カナダ人作家、キャサリン・ゴヴィエ氏が、主任司書であったリリーフェルト氏を紹介してくれた。ゴヴィエ氏は、のちに日本でも出版されることとなる『北斎と応為』(原題The Ghost MORE

国会議員の資質とは

2018年12月16日

文・サンダース宮松敬子 「あの人がまあ似合うのは、イタリアのボルサリーノ会社の作る中折れソフト帽だけだ」と揶揄されている日本の麻生副総理兼財務大臣。2018年も一連の言動や認識の浅はかなことに、驚かされっぱなしの一年であった。 MORE

カナダに住む、中東やインド出身の人と話すということ

2018年12月12日

文・広瀬直子 最近トロントで、ウーバーのタクシーサービスを同じ日に二度使った。最初の運転手は50代のパレスチナ出身のアラブ系の人、次の運転手は60代のアフガニスタン出身の人だった。この日の乗車が印象に残ったのは、ふたりが紛争の止まない複雑な国の出身で、世界情勢を良く知っていて、日本のことを称賛していたからだ。 MORE