多文化主義 Multi-Culturalism

彼はクリスマス・イヴに両手の指を失った。そして5月に得たものは・・・

2017年6月12日

文・斎藤文栄 ウィニペグの属するマニトバ州の冬の寒さについては何回か書いているが、その極寒の冬の夜に、徒歩で米国のノース・ダコタ州からマニトバ州に渡ってくる人たちがいる。1月には19人だったが、2月には142人と急増した。寒い時はマイナス30度以下にもなる厳冬期に、なぜ徒歩でカナダに渡ってくるのだろうか。 MORE

マルティカルチャー精神を育む教育 

2017年5月1日

文・ケートリン・グリフィス トロントの公立小学校に通っている娘の課題の一つに「祖先を調べる」があった。これは6年生のソーシャル・スタディー(日本では「社会」になるのだろう)の一環でトロントの全公立小学生が行うプロジェクトだそうだ。 MORE

日本人女性に警鐘③~国際婚活・結婚、そして・・・

2017年4月2日

文・広瀬直子 「日本人女性に警鐘」シリーズの最後に、日本人女性とカナダ人男性の国際結婚の闇の部分に照準を当ててみようと思う。今回も、日系人・日本人を対象にしたカウンセリングなどを行っている慈善団体ジャパニーズ・ソーシャル・サービス(JSS)でカウンセラーを務める公家孝典氏の話を引用しながら書くことにする。 MORE

異質なものと共存できる未来 <2>変わりうるステータス

2017年3月21日

文・三船純子 子どもの頃、自分の顔立ちや髪の色から、「外国人」とか「ハーフ」などとからかわれることが多かった。今思うと、それは所謂「いじめ」の領域ではなかったのかもしれないが、幼い頃の私にとっては、自分の外見が友達とは違う、からかいの対象になる異質なものであるらしいという認識があった。 MORE

異質なものと共存できる未来 <1>日本人らしさ、カナダ人らしさって何?

2017年2月24日

文・三船純子 カナダから日本に戻る際の自分の心象の微妙な変化を、ここ数回の帰国で強く意識するようになった。周りの日本からの長期移住者には、一人で帰国する人は勿論、子どもやパートナーと一緒に夏休みなどの長期休暇を利用して日本の家族と時間を過ごすために、または親などの高齢化に伴う介護や死亡後の処理などに対応するために戻る人も少なくない。 MORE