女性 Women

アフガン、そしてナイジェリアをつなぐジャーナリスト

2021年6月16日

 文・斎藤文栄 CBC(カナダ国営放送)レポーターのメリッサ・ファン(Mellissa Fung)がアフガニスタンで誘拐されたのは2008年だから、もう13年前になる。 誘拐されていた28日間、彼女は穴蔵に入れられ、時に暴力を振るわれ、性暴力を受ける。しかし解放を信じ、相手を分析し、コミュニケーションをとり、その期間を生き延びた。 彼女はその経験を「Under an Afghan Sky(アフガニ MORE

矢島楫子と守屋東の「平和メッセージ訪問」

2021年5月15日

文・ケートリン・グリフィス ここ2回エラおばあさんのスクラッブ・ブックから出会った矢島さんとタッピング夫人について書かせていただいた。今回も1921年の矢島さんの「平和メッセージ」訪問と彼女の「秘書」として同行した守屋東さん(もりや・あずま、1884-1975)について報告をしたい。(注1) MORE

「わきまえる」処世術?

2021年3月15日

文・野口洋美 森義朗元首相(83)は、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長という自身の立場をわきまえない発言によって辞任に追い込まれた。 日本オリンピック委員会の評議員会に女性を増員することに対する森氏の感想を私は発言の翌日のニュースで耳にした。 MORE

リーダーの資質とは

2021年2月8日

文・斎藤文栄  以前、このサイトでも取り上げたカナダ総督のジュリー・パイエット(Julie Payette)さんが、今年1月下旬、パワーハラスメント(パワハラ)が原因で任期途中で辞任することになった。 パイエットさんは、カナダ人で初めて国際宇宙ステーションで働いた宇宙飛行士である。十数年前になるが、日本人の若田光一さんとともにISSで撮った写真を覚えている人もいると思う。 (2009年: MORE

ジェネヴィーヴ・タッピングとの出会い

2021年1月15日

文・ケートリン・グリフィス 前回の記事で、エラおばあさんのスクラップ・ブックにあった矢嶋楫子さんの1921-1922年 のアメリカ訪問時に配布された(と思われる)「平和メッセージ」のパンフレットに基づいて書いた。今回はその時に矢嶋さんの通訳として共に行動していたヘンリー・タッピング夫人(Mrs. Henry Topping)について報告をしたい。(注1) 矢嶋さんの1921年アメリカ訪問時の記事を MORE