教育 Education

自分の道を、自分のペースで決められるということ

2019年4月2日

文・空野優子 私は今ヨーク大学というトロント市内の大学で、大学院生の研究サポートをするポジションについている。日々多くの学生と接する中で実感するのは、こちらの学生はバックグラウンドがとても多様だということである。世界中から移民の集まるトロントならでは、人種・民族の多様性はもちろんなのだが、それに加えてやってくる学生の経験や年齢層が幅広いのである。 MORE

書評『多文化の街トロントの図書館で38年 日本人司書の記録』リリーフェルトまり子 著

2019年2月12日

文・モーゲンスタン陽子 私がリリーフェルトまり子氏に初めて出会ったのは2010年、国際交流基金トロント日本文化センターがブロア・ウェストのコロネードビルにあった頃だった。カナダ人作家、キャサリン・ゴヴィエ氏が、主任司書であったリリーフェルト氏を紹介してくれた。ゴヴィエ氏は、のちに日本でも出版されることとなる『北斎と応為』(原題The Ghost MORE

青少年野球事情~日本とカナダの違い:高校野球の投球数(その2):Baseball Mom 繁盛記(6)

2019年2月1日

文・鈴木典子 2019年1月25日、日本のプロ野球横浜DeNAベイスターズの筒香選手が日本外国特派員協会で記者会見を開いた。その内容は子供の野球環境への提言だった。(注1)提言の骨子は、トーナメントからリーグ戦への転換と、球数制限の導入だ。日本の子供たちを守るために投球制限が重要だと気付いたのは、2017年に参加したWBC(World Baseball Classic)で大人のプロ選手にさえ投球制 MORE

サーロー節子さん・人を動かすアドボカシー

2018年10月20日

文・三船純子 G8初の試みとなったイベント、サーロー節子さんのドキュメンタリー上映と講演会 で経歴を紹介させていただく際に、自分がソーシャル・ワーカー(社会福祉従事者)であったことも忘れずに含んで欲しいと、ご本人から依頼があった。 空野優子さんも9月の記事で言及された通り、節子さんは現ジャパニーズ・ソーシャル・サービス(Japanese Social Services/JSS)の前身となる非営利・ MORE