文・野口洋美 「死ぬ権利」という「選択肢」が家族に与えるインパクトについて考える機会があった。人が「死」を権利として選んだ時、家族はどのような葛藤をかかえることになるのだろうか。 医療の選択肢としての死 夫の弟から電話が入った。90歳を迎えたばかりの義母が、主治医を通しMAIDを申請したという。MAIDとは、メディカル・アシスタンス・イン・ダイイング(Medical Assistance in D MORE
文・嘉納もも・ポドルスキー 現在、二人の共訳者(日部八重子さん、峰松愛子さん)とともに、 Third Culture Kids 3rd Edition: Growing Up Among Worlds という本の翻訳に取り組んでいる。タイトルにあるThird Culture Kids (以下TCK)については過去にこのサイトで私が記事を上げているが、日本の「帰国子女」同様、親の仕事の関係で長期間、 MORE