ケートリン・グリフィス Caitilin Griffiths

矢島楫子と守屋東の「平和メッセージ訪問」

2021年5月15日

文・ケートリン・グリフィス ここ2回エラおばあさんのスクラッブ・ブックから出会った矢島さんとタッピング夫人について書かせていただいた。今回も1921年の矢島さんの「平和メッセージ」訪問と彼女の「秘書」として同行した守屋東さん(もりや・あずま、1884-1975)について報告をしたい。(注1) MORE

ジェネヴィーヴ・タッピングとの出会い

2021年1月15日

文・ケートリン・グリフィス 前回の記事で、エラおばあさんのスクラップ・ブックにあった矢嶋楫子さんの1921-1922年 のアメリカ訪問時に配布された(と思われる)「平和メッセージ」のパンフレットに基づいて書いた。今回はその時に矢嶋さんの通訳として共に行動していたヘンリー・タッピング夫人(Mrs. Henry Topping)について報告をしたい。(注1) 矢嶋さんの1921年アメリカ訪問時の記事を MORE

毎日の小さな充実感「新型コロナウイルス(COVID-19)外出自粛8週目を迎え

2020年5月16日

文・ケートリン・グリフィス 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって緊急事態宣言が出され、不要不急の外出を控えるよう強いられてから8週間。学校、映画館、図書館などは未だ閉ざされたまま、公園も徒歩の通りぬけは良いが、遊んだり、ベンチに座るなどの行為は禁止。営業を続けているレストランもテイクアウトのみ許されている。 MORE

何故か構えてしまう?日本の伝統芸能

2020年1月15日

文・ケートリン・グリフィス 昨年11月下旬の週末「お豆腐狂言」で有名な茂山千五郎家が京都からトロントへ訪れ、狂言三昧の贅沢な数日を過ごすことができた。笑いは時代、文化、そして言葉の壁をも突き破る魔法のようなものだとこの秋のトロント公演で実感した。 MORE