斎藤文栄 Fumie Saito

消えた先住民女性に対するカナダの取組み

2019年10月16日

文・斎藤文栄 毎年10月4日にはカナダ各地で消えた先住民女性を偲ぶ催し(Sisters in Sprit Vigil)が開かれる。以前、このサイトでも報告したが、カナダでは先住民女性の失踪・殺害が後を絶たず、カナダの国家警察であるRCMPによれば、カナダで1980年から2012年までの間に、殺害された先住民女性は1,017人、行方不明者は164人という。これは通報のあった件数で、実際の総数は4,0 MORE

世界から注目の国際会議がバンクーバーで開催!

2019年6月17日

文・斎藤文栄 Women Deliverという国際会議をご存知だろうか。3年に一度開かれている世界最大級のジェンダー平等や女性の権利や健康に関する会議である。 近年は、2013年にマレーシアのクアラルンプール、2016年にはコペンハーゲン、そして今年(2019年)はカナダ政府の全面的な支援を受け、6月3日から6日までバンクーバーで開かれた。回を追うごとに力をつけ大きくなっている国際会議で、開催する MORE

クアイアー!クアイアー!クアイアー!

2019年2月21日

文・斎藤文栄 だいぶ前から書こうと思っていて書きそびれていたChoir! Choir! Choir! (クアイア!クアイア!クアイア!)が最近、City Newsで取り上げられていたので、この機会にG8で紹介しておきたいと思う。[i] Choir! Choir! Choir!は長いので、彼らが使っている略称C!C!C!で話を進めるが、C!C!C!とは2011年にDaveed Goldman とNo MORE

#MeToo in カナダ

2018年2月11日

文・斎藤文栄 昨年秋、女優のアリッサ・ミラノさんのTwitterの呼びかけから始まった「#MeToo(私も)」は、あっという間に一大ムーブメントとなり、世界中で性暴力による被害者が声を上げるきっかけを作った。もともとハリウッドの大物プロデューサーによるセクハラ・性暴力事件がきっかけとなった一連の#MeToo、そしてTimes Upムーブメントは、エンターテイメント界や政界など MORE

カナダの新しい顔と古い顔の間で

2017年10月14日

文 ・ 斎藤文栄 先週、カナダの新しい総督として宇宙飛行士であったジュリー・パイエット(Julie Payette)さんが議会で就任演説を行った。 カナダは英国連邦の一員であるため、君主であるエリザベス女王の代理として「総督」を置いている。任期は5年で、時の首相の助言により女王が任命する。国の代表として外交も行い、議会を収集し、開会演説を MORE