カナダ

帰国子女に憧れてはいけません(その②)

2015年12月1日

文 ・ 嘉納もも・ポドルスキー 前回のエッセイ(https://thegroupofeight.com/2015/10/23/kikokushijo/)では、帰国子女体験の実態についての私の考えを述べた。 締めくくり部分で書いたように、このテーマでエッセイを書くきっかけとなったのは、「日本国内で日本人の親が子どもをインターナショナル・スクールに入れることについてどう思うか」という、知り合いからの質問 MORE

トルドー首相の華麗なる父親とその一族

2015年11月17日

文・広瀬直子 今月4日、自由党党首のジャスティン・トルドー氏がカナダの第29代首相に就任した。43歳の若さで、アメリカのジョン F. ケネディーの就任時を彷彿とさせる、という人も多い。閣僚30人のうち半数に女性を任命するなど、早速カナダ政府に新風を吹き込んでいる。 MORE

《戦後70周年》 ♬♫ 僕らの名前を覚えてほしい…戦争を知らないジジイたちさ♫♬

2015年10月19日

文・田中裕介 先日、ある移住者宅のホームパーティでのこと。皆ほろ酔いかげんになった頃、ある三世が「ちょっと興味があるのですが、あなたたちは日本とカナダが戦争になったら、どちら側に付いて戦いますか」と問いかけてきた。意地の悪いことに、彼はまっ先に僕を指名した。「どちらにも付きたくないな」と言うと、「いや、その選択肢はないことにする」という。 MORE

「ベースボール」は身近な楽しみ

2015年9月16日

文・鈴木典子 2015年9月15日現在、トロント・ブルージェイズはアメリカン・リーグ東地区のトップを走る。後半の進撃は目を見張る快調さで、ファンたちは20数年ぶりのプレーオフ進出、更にはワールドシリーズ優勝を、夢ではなく、現実の目標として期待している。米国の大学に進学した息子たちも、ジェイズがワールドシリーズ(注)に出たら、絶対学校を休んで帰ってくる、と楽しみにしている。 MORE

養子たちは生まれた国に回帰する―アルバート・シン監督「In Her Place」

2015年8月13日

文・田中裕介 今年の2月、トロントではコリア系カナダ人二世のアルバート・シン監督「In Her Place」が民族系映画としては異例の一ヶ月近いロングランを果たした 。5月、僕が理事としてかかわっているトロント・コリアン映画祭でも上映され、シン監督がフォーラムに出席してくれて、とても盛り上がった。7月末、トロント国際映画祭(TIFF)が選んだ「2014度のカナダ映画のベストテン」に選ばれ、 MORE