トロント

カナダに住む、中東やインド出身の人と話すということ

2018年12月12日

文・広瀬直子 最近トロントで、ウーバーのタクシーサービスを同じ日に二度使った。最初の運転手は50代のパレスチナ出身のアラブ系の人、次の運転手は60代のアフガニスタン出身の人だった。この日の乗車が印象に残ったのは、ふたりが紛争の止まない複雑な国の出身で、世界情勢を良く知っていて、日本のことを称賛していたからだ。 MORE

サーロー節子さんのドキュメンタリー上映と講演会

2018年8月27日

8月5日、私たちグループ・オブ・エイトは、核廃絶活動家であるサーロー節子さん(85歳)のドキュメンタリー上映と講演会を、トロント日系文化会館と共同で開催しました。サーローさんは広島出身の被爆者で、現在カナダに在住。2017年にICANを代表してノーベル平和賞を受賞しています。 上映したドキュメンタリーは、NHKによる『明日世界が終わるとしても~「核なき世界へ  ことばを探す」  MORE

書評 小島慶子 『ホライズン』~海外在住の日本人女性の「村」を 描く

2017年8月2日

文・広瀬直子 見てみないふりをしていたものを、見せられた・・・。というのが正直な感想である。 『ホライズン』は、英語圏の都市(オーストラリアの西海岸と思われる)に住む日本人の女性―研究者の妻の真知子、商社マン妻の宏美と郁子、和食シェフの妻の弓子という、駐在員妻や移住者の妻4名―による語りを交差させて、彼女らの心理模様を繊細に描く小説だ。 MORE

「エスニック・アイデンティティの変遷」~またひとつの節目をきっかけに考える

2017年6月25日

文 ・ 嘉納もも・ポドルスキー 先週末、夫と二人で次男Sの大学の卒業式に出席するため、ノヴァ・スコシア州のハリファックス市に向かった。 「このあいだ入学式に付き添ってここに来たと思ったら、もう卒業だなんて」というありふれた、しかし正直な感想が脳裏に浮かぶ。本当に四年の月日はどこに飛んで行ってしまったのだろうか。 MORE

日本人女性に警鐘③~国際婚活・結婚、そして・・・

2017年4月2日

文・広瀬直子 「日本人女性に警鐘」シリーズの最後に、日本人女性とカナダ人男性の国際結婚の闇の部分に照準を当ててみようと思う。今回も、日系人・日本人を対象にしたカウンセリングなどを行っている慈善団体ジャパニーズ・ソーシャル・サービス(JSS)でカウンセラーを務める公家孝典氏の話を引用しながら書くことにする。 MORE