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イスラム教とトランスジェンダー ~インドネシアのLGBTコミュニティを来訪して~ by 佐々木掌子 (2013年5月)

男女別に分けられたイスラム教の礼拝の様子

男女別に分けられたイスラム教の礼拝の様子

クリスマスを祝った一週間後には初詣に行く。そんな宗教ファジーな日本。一方、トロントは多民族多文化都市なので、信者もモザイクであり交わらない。

そして、今回来訪したインドネシアは、9割がイスラム教徒。朝から大音響でアザーン(イスラム教の礼拝への呼び掛け)が流れ、頭を覆うヒジャブを身につけた女性たちが街を歩き、レストランや空港など公共施設にはMushollaと呼ばれるお祈りの部屋が設けられている。圧倒的なイスラム社会だ。Read more

Zenkoji by Jeff Lait (20131)

In Zenkoji temple is a famous passageway. The theory goes that descending the staircase symbolizes entering Hell. If Hell is other people, they are right.

The entrance seems un-forbidding enough. You have your ticket taken, place your shoes in a bag, and queue up before an un-impressing staircase. As the line crawls forward, you read the informative signs: “Keep hand on right wall at hip height”. Then, your turn comes up.
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キューバ!!by 空野優子 (2012年11月)

先月キューバへ出かけてきた。キューバというと日本からは観光地としてはあまりなじみないが、トロントからは直行便の飛行機で4時間の距離で、他のカリブ海の国と並んでバケーションの人気スポットである。日本人が常夏の太陽とビーチを求めてハワイに行くのと同じ感覚だろうか。(私はハワイに行ったことがないのでわからないが・・・)

実際、友達や同僚に「今度キューバ行くねん」というと「あーいいねー、ハバナの旧市街はすごいかわいいよ~」「安全な国だけど、くれぐれも水道水は飲まないこと!」「一般の現地の人はお金もないけどそれよりモノがない。だから要らない服とか持っていくとすごく喜ばれるよー」とかみんな行ったことあるようで、いろいろアドバイスをもらった。 Read more

南米の小国 エクアドル by サンダース宮松敬子 (2012年4月)

3月半ばから一ヶ月の予定で、南米エクアドルの旅に出ている。なぜエクアドルかは長い話しになるのだが、かいつまめば、去年の夏トロントの我がコンド(日本のマンション)のちょっとした壁のトラブルを直しに来てくれたコントラクターが、この国と深い縁があって「いい国だよ!」を連発。私と夫に取ってはそれまで全く未知の国だったのだが、すっかりその虜になってしまったという、極めてシンプルな理由が発端だった。

彼はポーランドからの移住者で、自国では小児科医だったという。だが彼カナダに来たころは、医学校に入りなおす以外は開業など遠い夢であったため(今は多少違っているようだが)、家族を養うために手っ取り早く日銭の入る建築関係の仕事に就いた、と言う。

ところが、人の一生には予測できないことが多々起こるもので、このコントラクターは子供に手が掛らなくなった頃から徐々に妻との仲がギグシャク。失意のうちに別れたが、人生とは異なもの乙なもの。その後出会ったのがエクアドル人の女医さんだったのだ。そのため南米の小国エクアドルが彼の第3の故郷になったと言うわけだ。

以来、夏の気候のいい時にはトロントで建築関係の仕事をして稼ぎ、冬の寒い時にエクアドルにエスケープするというライフスタイルを取るようになった。「何しろ、人が親切で、物価が安いんだ!」と、まるで天国のように吹聴するので「へーっ、では私たちも行って見るか」と相成ったのである。 Read more

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