「エスニック・アイデンティティの変遷」~またひとつの節目をきっかけに考える

2017年6月25日

文 ・ 嘉納もも・ポドルスキー 先週末、夫と二人で次男Sの大学の卒業式に出席するため、ノヴァ・スコシア州のハリファックス市に向かった。 「このあいだ入学式に付き添ってここに来たと思ったら、もう卒業だなんて」というありふれた、しかし正直な感想が脳裏に浮かぶ。本当に四年の月日はどこに飛んで行ってしまったのだろうか。 MORE

彼はクリスマス・イヴに両手の指を失った。そして5月に得たものは・・・

2017年6月12日

文・斎藤文栄 ウィニペグの属するマニトバ州の冬の寒さについては何回か書いているが、その極寒の冬の夜に、徒歩で米国のノース・ダコタ州からマニトバ州に渡ってくる人たちがいる。1月には19人だったが、2月には142人と急増した。寒い時はマイナス30度以下にもなる厳冬期に、なぜ徒歩でカナダに渡ってくるのだろうか。 MORE

日本人の助け合い精神と制度~子育てと介護に際して

2017年6月3日

文・鈴木典子 現代の日本社会での大きな課題に、高齢者の介護と子供の保育がある。制度はあるのだがうまく機能しておらず、「老々介護」や「保育園落ちた」などの問題が話題になる。どちらも、家族が行うべきと思うことを、職業とする他人や施設に託すことに、精神的、社会的抵抗があるところに、うまく機能しない一因があるのではないだろうか。 MORE

マルティカルチャー精神を育む教育 

2017年5月1日

文・ケートリン・グリフィス トロントの公立小学校に通っている娘の課題の一つに「祖先を調べる」があった。これは6年生のソーシャル・スタディー(日本では「社会」になるのだろう)の一環でトロントの全公立小学生が行うプロジェクトだそうだ。 MORE