カミングアウトが必要なくなる日 2022年4月16日 文・三船純子 20代半ばから30年以上過ごしたこの北米の地で沢山の学びの機会に恵まれた。年齢を重ねる上での気づきや学びとは別に、北米の生活で得た学びの機会も多かったと感じる。 MORE
彼はクリスマス・イヴに両手の指を失った。そして5月に得たものは・・・ 2017年6月12日 文・斎藤文栄 ウィニペグの属するマニトバ州の冬の寒さについては何回か書いているが、その極寒の冬の夜に、徒歩で米国のノース・ダコタ州からマニトバ州に渡ってくる人たちがいる。1月には19人だったが、2月には142人と急増した。寒い時はマイナス30度以下にもなる厳冬期に、なぜ徒歩でカナダに渡ってくるのだろうか。 MORE
異質なものと共存できる未来 <2>変わりうるステータス 2017年3月21日 文・三船純子 子どもの頃、自分の顔立ちや髪の色から、「外国人」とか「ハーフ」などとからかわれることが多かった。今思うと、それは所謂「いじめ」の領域ではなかったのかもしれないが、幼い頃の私にとっては、自分の外見が友達とは違う、からかいの対象になる異質なものであるらしいという認識があった。 MORE
「多様な性」に向けて ~動き出した東京都・渋谷区のこれからの歩み~ 2015年4月3日 文・サンダース宮松敬子 毎朝の習慣通り、私は2月12日の朝も日本のニュースをネットでサッと検索していた。と、目に飛び込んできたのは、朝日新聞の「同性カップル、渋谷に早くも転居、結婚相当証明書を歓迎」という見出しだった。 MORE
イスラム教とトランスジェンダー ~インドネシアのLGBTコミュニティを来訪して~ by 佐々木掌子 (2013年5月) 2013年6月1日 クリスマスを祝った一週間後には初詣に行く。そんな宗教ファジーな日本。一方、トロントは多民族多文化都市なので、信者もモザイクであり交わらない。 MORE