文・三船純子 義母が97歳で亡くなった。このG8でも何度か記事(ケイトリン・グリフィス、野口洋美、斎藤文栄、三船純子)になっているMAID (Medical Assistance In Dying)、安楽死による最期だった。実は義姉の夫も6か月前に安楽死を選択し永眠したので、短い間に安楽死という選択を二度も真近で経験することになった。 義母は90歳を超えて高齢者住居施設に入居しても、自分で車を運 MORE
文・三船純子 亡くなった知人が安楽死を選択していたことを知った。2019年にグリフィス・ケイトリン氏が友人の母親の安楽死についてまとめた記事には、安楽死のプロセスと、その選択した当人の家族の葛藤が詳しく書かれている。自分の最後を選択する権利を行使しなければならない状況と選択は当事者やその家族にしかわからない苦悩と壮絶さがあるであろう。 MORE