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同窓生のLINEグループに参加して

2024年3月2日

文・嘉納もも・ポドルスキー カナダにいても日本の無料通信アプリLINEを使っている人は多い。私も日本の家族や友人たちと連絡を取るのにとても重宝していて、今では欠かすことができない。 最近、参加しているLINEのグループがひとつ増えた。中学から高校の5年間を過ごした神戸の私立女子校の同窓生グループから名簿のアップデートを機に登録のお誘いが来たのだ。 MORE

2023年の豊作年 – トロントの動物たちとどんぐり

2023年12月1日

文・ケートリン・グリフィス  今朝フサフサの健康そうなコヨーテと目が合い、立ち往生してしまった。トロントにいると市内でも思いがけない野生動物と遭遇することがしばしばある。先週は鹿を見かけたし、早朝に狐と鉢合わせしたことも何度かあった。うさぎもいれば、スカンクもいる(かわいいけどコヨーテと同じ位出くわしたくない動物だ)。 MORE

学生による難民学生のサポート

2023年9月24日

文・空野優子 カナダには毎年多くの難民がやってくる。特にトロントなどの都市には難民が多く、難民としてやってきて、ビジネス、政治、芸術、その他の分野で活躍している人も少なくない。難民関連の話は、ニュースでも取り上げられることが多いので、こちらでは割と身近なテーマである。私自身は、勤め先の大学で、国外の難民キャンプから若者を受け入れるウスク(WUSC Student Refugee Program)と MORE

日本のことを1分間英語で話してみる

2023年6月28日

文・広瀬直子  (下記は、6月2日に出版された『日本のことを1分間英語で話してみる』(KADOKAWA)の一部を抽出したものです) 変わる日本、変わる世界 この本の元となる原稿が最初に出版されたのは、2008 年です。2014 年に一度ある程度の改訂を経ていますが、今回のような大幅改訂をするのは実に 15 年ぶりです。「歌舞伎」や「茶道」など、伝統的なものは MORE

これからの大学の役割

2023年5月7日

前回の記事でケートリン・グリフィス氏が大学進学に関し「Gap Year」という選択について書かれたことに続いて、私もカナダの大学について書いてみたい。 私はトロント市内にあるヨーク大学の職員として、学生のサポートに携わっている。私の担当は、新入学生のオリエンテーション、学生クラブ・団体、学内の寮生のサポートなどなのだが、仕事上、大学内の他の部署と連携する機会が多い。 MORE