About us

カナダには、20世紀前半に活躍した「Group of 7」と呼ばれる7人の画家たちがいた。19世紀末のパリで活躍した印象派のアーティストたちに大きな影響を受けたと言われ、それぞれに個性豊かな画風は、今もカナダ人の心に深く息づいている。

現在カナダに住んでいる私たちは誰も画家ではない。だが彼らと同じように、自分好みの色を選び、自分のキャンバスを自由自在に塗っている日本人、カナダ人の集団である。物書きあり、学究の徒あり、翻訳家あり、通訳あり、活動家ありといった顔ぶれだ。

2011年の発足当初からメンバーは変わりつつも、今まで細く長く続いてた。これからも「Group of 7」のように、個性豊かに、自由に、書き続けていきたい。

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The Group of 8(G8)

G8の記事は『TORJA』でも紹介されています。トロントの最新情報と共にご覧ください

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Zoom新年会にて(2021年)

G8集まりにて(2025年夏・トロント)

Writers’ Profiles (筆者紹介)

嘉納もも・ポドルスキー
3才から15才までをフランスで過ごした「帰国子女」のハシリ。10年間どっぷりと日本の学校生活に浸った後、トロント大学の社会学部博士課程に留学。2001年京都女子大学に就任、一家で神戸に移住し、2007年にトロントに戻る。現在はトロント大学エスニシティ研究課程の事務局長を務める傍ら、 バイリンガル教育、異文化コミュニケーション関係の講演にも出かけている。

Caitilin Griffiths
バンクーバー生まれ。8〜15歳を関西で過ごした。トロント大学博士課程修了、研究テーマは日本中世遍歴尼。学術書『Tracing the Itinerant Nuns』をハワイ大学から出版。2020年までトロント大学で日本史、古文等の教鞭を執った。歴史家として資料調査やリサーチを続けている。

斎藤文栄
新潟県生まれ。日本では、マスコミや、政治、NGO、大学で働いてきた。2010年春にカナダに移住。その後、英国、日本、カナダ、マレーシア、カナダ、英国、ネパール、日本、コートジボワールなど、カナダ人のパートナーとあちこち彷徨い、2024年に再びカナダに帰ってきたところ。

サンダース宮松敬子
1943年横浜生まれ。著述業。カナダ(トロント)移住歴38年。1984年から10年間勤務した日本経済新聞社トロント支局が、日本のバブル崩壊で閉鎖してからフリーランスになり、日本/カナダの相互の事情をお互いの国に紹介することに最大限の努力を重ねて来た。

鈴木典子
2007年に夫の赴任に伴い、息子3人とトロントへ。2011年に夫は帰任するが、息子が北米での教育継続を希望したため、夫は逆単身赴任を選び、それと同時にジャパン・ファウンデーション・トロントでの勤務を始める。

空野優子
大阪府出身。2002年にアメリカへ大学留学し、フランスでの交換留学を経て、2006年よりトロント在住。現在トロント市北部に位置するヨーク大学で職員として勤める傍ら、コミュニティーワーク、英語教育にも携わる。

野口洋美
倉敷市出身。1991年トロントに移住。国際離婚とハーグ条約問題に深く関わり、ヨーク大学で修士号を取得。オンタリオ州公認パラリーガル資格を取得し、現在、Nathens,Siegel LLP.で国際離婚に瀕する日本人女性を法律面からサポートしている。日系ヤング・プロフェッショナル団体MUSUBUのアドバイザーを務めるなど、若者との関わりが趣味。

広瀬直子
ライター、翻訳者。同志社大学で非常勤講師を務める一方、語学サービス会社を経営している。

著書に『日本のことを1分間英語で話してみる』、『1分間英語で京都を案内できる本』(ともにKADOKAWA)、『みんなの接客英語』(アルク)など。

三船純子
岩手生まれ岩手育ち。東京と横浜での生活を経て、1989年からアメリカ・ミシガン州に12年、2000年からはカナダ・トロントで暮らしている。
日米でのさまざまな仕事を経て、現在は社会福祉とコミュニティーワークにかかわっている。

モーゲンスタン陽子
カナダ、アメリカ、日本、ドイツを基盤に執筆活動を行う。日本ペンクラブ国際委員、ヨーロッパ著作家協会 (Die KOGGE) 会員。Newsweek日本版ウェブサイト、NewSphereなどに執筆。東京都出身、ドイツ在住。筑波大学政治学学士、シェリダンカレッジ(カナダ)でジャーナリズムのディプロマ、バンベルク大学院(ドイツ)にて英米文学の修士号取得。現在バンベルク大学にて教鞭をとる。2021年、ニューヨークのInternational Human Rights Art Movement企画のアンソロジーに参加したほか、最新短編集A Perfect Day to Die (Guernica Editions カナダ)は2024年、ドイツのシュタイン市から文学賞を受賞。2025年5月には訳書 『北斎と応為』 続編 『赤富士と応為』(ともにキャサリン・ゴヴィエ著)が彩流社より出版。次作がスイスのNPO、SGEMCOに承認され、2026年にはイタリア、メラーノのフランツ・エーデルマイヤー文学と人権レジデンスのレジデンス作家となる。 http://www.yokomorgenstern.com