書評・イベントレポート:『亡命ロシア料理』 2015年4月17日 文・モーゲンスタン陽子 ここ数か月、日本の外国文学好きのあいだで静かなブームになっているエッセイ集がある。『亡命ロシア料理』(ピョートル・ワイリ,アレクサンドル・ゲニス著/沼野充義,北川和美,守屋愛 訳/未知谷 刊)である。 MORE